ホーム » その他 » 奥深いコーヒーの世界:コーヒーの成分

奥深いコーヒーの世界:コーヒーの成分

コーヒーは、13世紀には既にアラビア地方の人々に飲まれていたと伝えられていますが、彼らは薬として飲用したとされています。そして、日本に明治時代に初めて登場した時も、やはり薬として飲用されました。
そんな気になるコーヒーの成分といえばまずは、ここぞという時に頑張りに欠かせないカフェインでしょう。眠気覚ましにもなり、集中力や運動能力をアップさせる効果があります。また、自律神経の働きもアップさせることから広まったのはカフェインのダイエット効果でした。飲用することで体脂肪が燃焼しやすくなるという効果も注目されているのです。
しかし、近年になってもっとも注目を浴びた成分といえばポリフェノールではないでしょうか。ポリフェノールは、その高い高酸化力から美容には欠かせない成分として女性たちの熱い注目を浴びており、赤ワインのアントシアニンやココアのカカオポリフェノールなどとともに強力な若返りが期待できるものでもあります。コーヒーに入っているポリフェノールは、クロロゲン酸と呼ばれるもので、あの独特の香りや苦みのもととなっている成分でもあります。カップ1杯には280mg程度のポリフェノールが含まれているので、ほぼ赤ワインと同じくらいといって良いでしょう。ポリフェノールを摂取すると、がんや糖尿病、動脈硬化といった病気も未然に防ぐことができるといわれています。古来の人々が薬として飲用していたのは、ポリフェノールの持つ素晴らしい効能が理由だったのです。
さらに、コーヒーの生豆の50%以上を占めている成分は、意外にも糖分です。カフェインは1%程度、クロロゲン酸は5~8%であるのに対し、糖分は半分以上もの割合を占めているのです。糖分の中でも特に有名なのはオリゴ糖でしょう。整腸作用や体脂肪低減効果もあるとされ、その高い健康効果が期待されています。とはいえ、カフェインなどは過剰に摂り過ぎれば健康を害してしまう成分でもあるので、くれぐれも飲み過ぎには注意しましょう。